ROLE 【北摂でリノベーション】

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中古リノベの費用相場と費用の抑え方【リノベーション】

こんにちは🐱

大阪北摂エリア(豊中、池田、箕面など)を拠点にしたリフォーム店『 ROLE 』です。

この記事では、中古住宅をリノベーションする際の費用について書いていきます!

 

ここ数年、新築マンション・戸建てを購入する以外に、中古住宅を購入しリノベーションするというお家の取得の形をとる方が増えてきているのをご存知でしょうか?

 

中古の戸建て住宅をリノベーションすると、新築の住宅を建てるよりも費用を抑えることができます。

一般的に新築建売戸建ての平均購入価格は約3800万円、注文住宅は約5000万円です。

一方で、中古戸建て住宅の平均購入価格は約2500万円+リノベーションにかかる費用700〜1200万円が一般的です。

そのため、既存の家をリノベーションする場合は、新築戸建や注文住宅を購入するよりもコストを抑えられる場合があります。

築20年以上の中古の戸建て住宅を購入する場合は、その状態のままではずっと住み続けることができないため、購入額のほとんどが土地代というほどの低価格で物件を手に入れることができます!

 

 

中古住宅購入に伴うリノベーション費用を抑える手段

 

 

 

①築年数、平米数を考える

 

物件探しの時点で、築年数や平米数について考え、リノベーションの予算と合わせてベストの条件を計算しておく必要があります。

 

購入する物件の築年数を考える

 

建物の築年数により、大きく費用が変わってきます。築年数が古いほど、設備や表装の老朽化、使いやすいよう間取り変更が必要になっていき、一戸建は屋根や外壁の修繕もでてきます。

 

 

築年数ごとのリノベ平均費用

築10年ほどでクロスの貼り替え、和室がある場合は畳の新調が必要なケースが多くなってきます。

 

築15年あたりを過ぎると水回りの設備の交換が必要になってきます。

 

一般的に▼

築15年で給湯器:交換費用は20~25万円ほど

築15年~20年でユニットバス交換:80万円~100万円ほど、洗面台の交換:15~20万円程度

築20年~25年ではキッチンの交換:60万円~100万円や、トイレの交換:15~20万円ほどを要します。

 

そしておよそ築25年を境に、床、壁、天井をすべて取り払う大がかりなケルトンリフォームなどを検討した方がいい場合もでてきます。

 

築浅の物件を購入し要素を絞ってリノベーションするか、

築年数が古い物件を安く購入し、全体的なリノベーションを行うか、

どちらが費用を抑えられるかよく検討することが予算を抑える面でも必要です。

 

比較の概算の見積もりをリフォーム会社に依頼してみてもいいかもしれません。

 

購入する物件の平米数を考える

 

平米数ごとのリノベーションの費用相場



 

また、延べ面積の平米数によっても、費用に大きな差がでてきます。

広さで変わってくる床や壁にかかるクロス工事フローリング工事の費用であったり、平米数に比例して部屋数が増えていくにあたって、交換・新設する建具(扉)の数、エアコンの数、必要になる間取り変更の数が増えていくぶんの費用であったりと、必然的に面積の広い方が金額も高くなっていきます。

 

ご自分やご家族や過不足なく使える広さについて、普段の生活や将来設計から割り出しておき、無駄のない中古物件購入+リノベーションに取り掛かることが大切になってきます。

 

②優先順位を決める

設備商品のグレードを考える

キッチン、お風呂、トイレ、洗面台など水回りの設備や、床材、クロスなどは選ぶグレードによって大きく値段が変わります。

さらに、基本価格にさらに追加する選択オプションによって、使い勝手がいい装備をつけられたり、傷や汚れがつきにくく、お手入れの手間が省ける商品を加えることができたり、デザインを高級感のある仕様にできたりと、豊富にカスタマイズすることができます。これにより、設備一つ一つの価格の幅が広がっていきます。

 

LIXILキッチン/グレード別定価

 

しかし、費用のために必要な部分まで妥協してしまっては、理想のリノベーションを叶えることができません。

ご自身の重要視する部分、日ごろのライフスタイルをよく考えて、譲れない部分や力を入れたい部分と、普段からそこまで重要視していない部分とでメリハリをつけて、費用の比重を決めることが大事なポイントになってきます。

 

例えば、

 


キッチンを重視したリノベーションをしたい方は、

【重視する部分】

・キッチン本体のグレードをあげたり、必要なオプションを付けたりする

・キッチンの向きや移動、それに伴う間取り変更

・キッチンのや広さを変更、収納を造作する、

【抑える部分】

・お風呂、トイレなど他の設備を標準グレードにする

・クロス(壁紙)、床材は標準的なものを選ぶ

・その他の今現在必須でない部分の造作や間取りの変更を保留する

 

など、重要視していることとそうでないことを洗い出し、プラスする部分と抑える部分でメリハリをつけ、費用のバランスを考えていきましょう。

 


床材、壁材の素材を検討する

 

床材、クロスも費用の幅が大きく、素材選びによって費用がかなり変わってきます。

 

100㎡ほどのリノベーションで床を貼るとなった場合をの単純計算をすると、

フロアタイルなどの価格を抑えた床材を選び、仮に1,500円/㎡だとすると、

80㎡×1,500円=150,000円になります。

8000円/㎡ほどの無垢フローリングのこだわった素材の床材を選んだ場合は

100㎡×8,000円=800,000円になります。

この例だけでも素材選びのみで650,000円という差額が生まれます。

 

床、壁の貼り替えのリノベーションは、面積が広ければ広いほど費用の差が大きく開いていく部分です。

素材に特別なこだわりがないという方は、低価格なフロアタイル、複合フローリングでも、十分色柄が豊富なので、お好みの雰囲気を叶えることはできます。

 

また、他の箇所の状況、仕様との兼ね合いにはなりますが、既存の床をめくって貼り替える方法ではなく、既存の床に直接上貼り(重ね貼り)の手段を使うことによって、解体費、処分費を抑えることも可能になります。

 

水回り設備の大幅な移動を控える

 

水回り設備を場所を大きく動かしたいときは、施工費が高額になりやすいので注意しましょう。移動した距離分の配管の移動、増設などを行い、また、水の流れをよくするための排水勾配を確保するための床上げも行う必要があるため、普通に入れ替えるよりもどうしても費用がかかってきてしまいます。

例えば、浴室を動かすときは、内装だけではなく床下の基礎や防水処理も行うため、高額になる傾向にあります。

 

移動のみであっても100万円前後、ユニットバスなどを買い替えて設備をまるごと交換して移動するときは、120~200万円以上ほどかかってしまうこともあります。

 

また、マンションは、管理規約などで配管の移動が禁止になっていることが多く、まったくのご希望のとおりの位置変更ができない、ということも少なくはありません。

物件探しの時点で、水回りの設備の配置に関しては、注意しておくべきポイントになります。

 

弊社施工事例:洗面台

 

③部分・表装のみのリノベーションを検討する

目に見える部分のリノベーション

築年数のあまり経過していない物件の場合は、すべてを解体するフルリノベーションではなく、残せるものを残して部分的なリノベーションにすることで、大きなコストカットになります。

 

・人目につく1階部分のみスケルトンリフォームを行う

・間取りの変更、配管の交換は行わずに、設備の入れ替え、クロスとフローリングの貼り替えのみ行う

・自分でできる部分は自分でDIYをする(一部の塗装など)

 

というような工夫で、通常のフルリノベーションと比べて費用を抑えつつも、リノベーションの成果をしっかり感じるお家にすることができます。

 

 

「今すぐに変えたい部分」のみ行う

リノベーションについて考え始めると、いずれ必要になるかもしれない、部屋を二つ作っておいた方がいいかもしれない、と先のことの想像をして、慎重になってしまいます。

しかし、もし予定がたっていないことに関して迷われていたら、今すぐ工事は行わず、明確に予定が立ってから必要と感じたら、その時にまた気になってきた他の部分のメンテナンスと合わせて再度リノベーションを行うのでも遅くはありません。

 

弊社施工事例:リビングダイニング



 

 

 

 

 

 

 

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